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肉離れを経験したことがある人は、決して少なくないでしょう。

経験したことがある人はわかると思いますが、すごく痛いですよね。

肉離れにも原因があり、原因を把握しておくと万が一なったときの処置や事前予防ができるでしょう。

肉離れの症状

筋肉は筋繊維がいくつも重なり束になっており、その筋繊維達を筋膜という膜で包んでいます。

筋繊維がゴムのようなもので、筋膜がそのゴムを包むストッキングのようなものです。
つまり、簡単に伸び縮みすることができる作りになっています。

筋肉を強い力で急激に収縮させようとすると、その力に耐えきれず、筋繊維や筋膜の一部が損傷・断裂、重度の場合には完全断裂することが肉離れです。

肉離れの瞬間の感覚は「ぶちっ」と切れたような感覚があります。

肉離れが起きやすい部位

起きやすい部位としては
大腿四頭筋(太もも前)」、「ハムストリング(太もも裏)」「ふくらはぎ」です。

走る動作、蹴る動作、急に止まる動作に起きやすくなります。

肉離れの原因とは

肉離れは運動する人もしない人も起こりうる怪我です。

普段運動をしているにも関わらず、肉離れになってしまうこともあります。なぜ起こってしまうのか。

・疲労が溜まっている

日々の運動によって、疲労がたまって筋肉が硬くなっている時に起こりやすいです。日頃からストレッチを行いましょう。

・ウォーミングアップが十分にできていない

筋肉が冷えていることで、筋肉が硬くなっています。
十分にウォーミングアップを行いましょう。

・無理をする

少し痛みがあるにも関わらず、そのまま継続して運動を行うことによって肉離れを起こしてしまう可能性があります。

・運動をしない

運動をしていない人はしている人に比べて、血流が悪くなり、疲労物質や老廃物を溜めやすく筋肉が硬くなりやすいです。
日頃から運動を行い筋肉を動かすことで、血流がよくなります。

肉離れが起こったら?

肉離れが起こったら、まずは運動を中止しましょう。

・RICE

怪我直後は炎症と内出血を抑えましょう。

怪我をした場所に血液が集まりやすくなり、その血液が固まり、それ自体が邪魔をすることで新鮮な血液がながれない為、回復が遅くなります。

そこで「RICE」という処置を行いましょう。

R:Rest(安静)

動かすと悪化するので安静にしましょう。

I:Icing(冷却)

炎症や内出血を抑える為に、患部を冷やし血液の流れを止めましょう。

C:Compression

圧迫することで内出血を抑えられます。また、動きを制限させてくれます。

E:Elevation

血液の流れを抑える為に、患部を心臓よりも高い位置に置きましょう。

・その後

包帯やテーピングにより固定しましょう。また、怪我をした筋肉の周りも硬くなるので、少しずつですがほぐしましょう。

まとめ

肉離れは運動する人もしない人もなりうる怪我ですので、自分は運動しているから大丈夫と過信せずに、日々のケアを十分に行い予防しましょう。