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「水を身体に良いから沢山飲みなさい」とそのような事を今まで言われたことはありませんか?とりあえず沢山水を飲むけれど、なぜ飲んだ方がよいのかわからないまま飲んでいる人は多いのではないでしょうか。

水を飲むメリット

人の身体は大人なら約60%が水分と言われています。赤ちゃんなら80%です。

そのうち1%が減少するだけで喉の渇きがあり、2%が減少すると脱水症状になる可能性があります。

身体のほとんどを占める水分ですが、なぜ必要なのか7つの理由を紹介します。

・ドロドロ血液の予防

血液は約8割が水分と言われています。水分が不足すると、血液の流れが悪くなり高血圧や動脈硬化と言った様々な病気に繋がるリスクがあります。

・老廃物の排出

便秘などの原因の1つに水分不足があります。また、尿に老廃物を溶かすには水分が必要です。便秘の改善や尿をうまく作る為に水分は必須なのです。

・体温調節

体温調節は主に呼吸で行われていますが、体温が高くなると汗をかいて体温を調節します。その汗をかいた分、水分を摂らないと脱水症状になるので水分が必要です。

・栄養分を分解し、運ぶ

口に入る栄養素は水分と一緒に分解されますので、栄養を吸収するためにも水分は必須になります。

・喉の乾きを抑え、食欲の抑制

体内の中から1%水分が減るだけで喉の渇きがありますので、水分を摂る事で体内の水分を維持し、喉の渇きを抑えます。さらにこまめに水を摂る事で、空腹感を控える事ができます。

・目や口、鼻孔に潤いを与える

水分が体の中で粘膜となり、各機関の働きが鈍るのを予防します。鼻や喉の粘膜が乾燥すると繊毛の働きが弱まり、風邪などのウイルスを防ぐことができなくなりますので、水分は外敵の侵入を防いでくれます。

・むくみの解消

むくみの原因は、生理前は更年期、運動不足、アルコールなど色々ありますが、その一つに水分不足があげられます。水分を摂る事によって新陳代謝があがり、体内の循環が良くなる事でむくみを解消します。

水分はどのくらい必要?

1日2ℓ摂りましょうと聞いたことはないでしょうか?実際は個人差があり、体重の4%が理想と言われています。例とすると50㎏の人は2ℓですが、70㎏の人は2.8ℓ必要となります。

食事にも水分が含まれているので無理して摂る必要がありませんので、目安量としてください。しかし、炎天下で汗をかいた日や運動で汗をかいた日は目安量にとらわれず水分を摂りましょう。

水分を摂る注意点とタイミング

・コーヒーなどカフェインが含むものはカウントしない

コーヒーなどから水分補給を行っている人がいますが、コーヒーなどに含まれているカフェインは利尿作用があるので水分が外に出てしまいます。

・喉が渇いてからでは遅い

喉が渇いている状態は体内の水分量が1%減少しているので、喉が渇く前、つまりこまめに飲むことが理想です。2%減少すると脱水症状になる可能性が高いです。

・就寝前と起床後がオススメ

睡眠中に水分は出ていくので、脱水症状の予防のため就寝前に飲みましょう。起床後は体内の水分が睡眠によって空っぽになっているので補給してあげましょう。

水太りは嘘

水太りとは余分な水分が体にたまりやすい体質です。ダイエット中などは新陳代謝の機能が悪くなり、水分が汗や尿としてうまく排出されず浮腫みがでているだけで、体脂肪は増えていません。さらに水にはカロリーがありますので、水によって体脂肪が増えることは間違いなくないです。

水太り体質の予防策

・適度な運動

下がった新陳代謝を上げるために運動をしましょう。運動をすることで血行を促進し新陳代謝が良くなります。

・常温やぬるま湯で飲む

冷たい水だと体が冷えてしまい代謝機能が落ちてしまいますので、冷たい水は適量にしましょう。

・塩分を取り過ぎない

塩分によって体に水分をため込んでしまい、浮腫みの原因になってしまうので、減塩を心掛けましょう。

まとめ

水を飲むデメリットはおしっこの回数が増えることだけでしょう。むしろ水を摂るとメリットばかりですので、積極的にこまめに摂りましょう。